うつ病とは、気分の落ち込みや物事に対する興味がなくなるなどの精神的な症状に加え、睡眠障害・食欲の減退・倦怠感などの身体的症状が現れ、日常生活に支障をきたす病気です。ストレス社会である現代においては発症する人が多くなっています。仕事に行くために朝起きることができなくなったり、仕事をする意欲がわかないなど生活に直結する問題が起きてきます。働かなくては生活が成り立たないため無理をして仕事をすることで完全に治すことができない人が多いのではないでしょうか。
国民年金に加入している人は「障害基礎年金(1級・2級)」、厚生年金に加入している人は「障害厚生年金(1級・2級・3級)」が受給できます。一年半以上通院しても症状が改善されない人は障害年金の受給を検討してみてはいかがでしょうか。
うつ病でも障害年金が支給されるかもしれないというのをたまたま知りました。うつ病で通院しているのに障害年金をもらっていないという人は案外多いようです。私自身も障害年金は、一部の人しか申請できない特別なものだという認識しかなかったのは事実です。
ただし、やはり障害年金の申請は、要件の確認、必要書類の入手、書類の作成など、その手続きはかなり複雑となっているため、もしかしたらうつ病で苦しむ自分も障害年金が支給されるのではと思った方であれば、社会保険労務士事務所さんなどを尋ねて相談してみるといいでしょう。
最低限の生活をおくるために必要なお金を手にすることで家族を養う心配や生活の心配から自分を開放しましょう。「身体に障害がある人が受ける年金」「一部の人しか申請できない」など誤解されてることが多いようですが、認定基準を満たしていれば受給することができます。決して甘えではありません。明るい未来のための一歩を踏み出すことが大事です。