税金会計の九保-相続税・ローン

不動産担保ローンの乗り換え

不動産担保ローン

保有している不動産物件を担保にして融資を受けるのが、不動産担保ローンという商品です。不動産を担保にするという事は、貸す側にとっては安心できるという事につながるので、低金利で大きな金額の融資を受ける事が可能です。返済も余裕をもった形で行う事が出来るので、長い時間をかける事が可能となっています。

しかし返済している間に、経済状況に変化が起こってしまうケースも充分に考えられます。経済状況が変化する以外にも、借り手にとって有利な条件の新しい不動産担保ローンが登場するケースもあります。こういった場合には、現在利用している不動産ローンから借り換えを行うという方法も選択する事が可能となっています。

大きな金額のローンの場合には、総量規制という年収の3分の1以上の融資を受ける事は出来ないという規則に抵触する場合がありますが、毎月の返済金額が軽減するような借り換えの場合には、規則によって制限される事はありません。総量規制は、自己破産など経済的に苦しい状況にならないために設けられたセーフティーネットのような性格の規則であるので、借り手に有利な条件のローンに換える場合には、年収の3分の1を超えるような融資であっても、例外として受ける事を認められる事になります。